081004psp.htm
IPtalk9t44以降用
PSPに字幕を表示する方法の簡単な説明
0)PSP字幕の種類
表示部を字幕ホームページに変換する時、「文字」を「文字」のままホームページを作っています。 PSPでの表示が速いという利点がありますが、ホームページの文字指定(htmlの規約)の制限から、これ以上文字を大きく表示できないという欠点があります。 |
「文字を画像にして送信」のチェックを入れた場合の表示です。 表示部を字幕ホームページに変換する時、表示部の文字を画像にしてホームページを作っています。 この表示方法では、表示部の文字の大きさのままPSPに表示されます。 ルビ、縁取り、背景画などもそのまま表示されます。 欠点は、PSPが画像を表示するのに時間がかかるため、画面が消えてから次の画面が表示される(画面が切り替わる)ように見える点です。 リアルタイム入力の場合は、一度に入力する文字数に配慮する必要があるかもしれません。 前ロールなどを流すのに向いているように思います。 |
画像で送っているため、好きなだけ大きな文字にできます。 表示を目の前に欲しい盲ろうの方が、PSPを手に持って利用するのに向いているかもしれません。 |
スライド前ロールを流すと自動的にPSPにもスライドを送信します。 PSPは、画像をとても綺麗に表示するので、PSP字幕に向いている表示方法と思います。 ★PSP用スライド前ロール例の前ロールファイルと写真データです。 sfx_psp_slide.exe【081104訂正版】(68kバイト) 以前掲載していた例は、最初のスライドで文字色の初期値を指定していなかっため、直前に表示していた文字色により表示が変わってしまうので好ましい例とは言えませんでした。参考にする場合は、こちらの「改訂版」を使ってください。 |
DSの表示例
1)簡単な使い方
DSに表示する方法も基本的には同じです。 |
IPtalkでPSPに字幕を表示する方法を簡単に説明します。 複数のPSPへの表示に対応しました。 |
上の図のように、自宅の無線ルーターがインターネットに接続されていれば、自宅で設定するのが一番簡単です。 まず、PSPでインターネットのホームページを見れるように設定します。 設定するのは、1)無線ルーターと2)PSPの二つです。 ★ここが、一番手間がかかる作業です。 1)無線ルーターは、「無線LANに接続できるパソコンを指定」したり、「暗号化の設定」をしてあると思います。 無線LANで使ってるパソコンBを接続した時に「無線ルーターにした設定と同じ方法」をPSPに対して行います。 2)次に、PSPを無線ルーターに接続します。 接続は、インフラストラクチャーモードです。 無線ルーターで暗号化をしている場合は、PSPでも暗号化の設定をする必要があります。 PSPのマニュアル10章「ネットワークの設定をする」、11章「インターネットに接続する」を参照してください。 ここの手順の詳細は、無線ルーター経由でPSPに表示する場合の設定方法を参照してください。 ★ここを乗り切ってしまえば、後は簡単です。 |
「表示3」ページの@「Script使用」A「送信開始」のチェックを入れます。 →PSPに入力するアドレスがBに表示されます。 |
★PSPを無線ルータに接続する必要があります。 方法の詳細は、「無線ルーター経由でPSPに表示する場合の設定方法」を参照してください。 PSPにIPtalkの「表示3」ページに表示されたアドレスを入力します。 入力の仕方は、PSPのマニュアル12章「キーボードの使い方」を参照してください。 |
△ボタンでメニューバーを表示します。 「更新」を選んで○ボタンを押すと、画面右下に「ビジーマーク」が現れます。 右下に「ビジーマーク」が表示されていれば正常に動作しています。 もし「ビジーマーク」が消えたらPSPで「更新」してください。 |
これで準備は完了です。 後は、普通に入力したり、スライド前ロールを流せば、表示部と同じようにPSPにも表示されます。 文字色や行数・桁数など、大抵の表示指定は、表示部の指定がそのままPSPにも反映されます。 PSPの表示タイミングは、IPtalkに表示された時です。 【できること】 ・表示部に表示された文字(色も)を表示します。 ・スライド前ロールを表示します。 【できないこと】 ・テロップなど、表示部以外の表示 ・スライド前ロールの表示位置 ・・・など |
作り方は、このページの最初にあるスライド前ロール例を参考にしてください。 |
2)技術的な説明
PSP字幕は、IPtalkの字幕ホームページをPSPで見ることで実現しています。 「httpサーバー」機能がIPtalkの中に字幕ホームページを作っています。 PSPは、1秒ごとにIPtalkの字幕ホームページを閲覧に行きます。 IPtalkは、PSPが字幕ホームページを読みに来てもすぐには閲覧を許可せず待たせておきます。 IPtalkは、新しい表示があった時に字幕ホームページを更新し、PSPに閲覧を許可します。 このため、PSPに字幕やスライド前ロールが表示されるタイミングはIPtalkの表示の直後になります。 ただし、PSPを待たせることができるのは2分間です。 このためIPtalkは、余裕を見て30秒間表示が無いとPSPに同じ字幕やスライド前ロールを閲覧させてタイムアウトしないようにしています。 インターネットのホームページを見るのもIPtalkの字幕ホームページを見るのもPSPにとっては同じことです。 「 1)PSPでインターネットのホームページを見れるようにする。」を自宅で行ったのは、PSPのマニュアルや無線ルータのマニュアルがインターネットのホームページを見ることを前提に書かれているので分かり易いと思ったからです。 また、もし、設定がうまく行かない場合でも、パソコンに詳しい人に「PSPでインターネットのホームページを見れるように設定して欲しい」と助けを求めれば、「それは簡単だよ」と言うと思います。 これを「IPtalkの字幕ホームページをPSPで見れるように設定して欲しい」と言ったとしたら、「IPtalkは分らないよ」と言われると思います。 設定が終わってしまえば無線ルーターをインターネットに接続していなくても、PSP字幕を見ることができます。 |
3)練習会の準備
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練習会で使う無線ルーターと練習会で使う全部のPSPを集めて設定しておきます。 IPtalkの「httpサーバー」を立ち上げるパソコンも集めておくと何台のPSPに表示できるか事前に試すことができます。 設定の方法は、「1)PSPでインターネットのホームページを見れるようにする。」を参照してください。 |
練習会には、自宅で設定した無線ルーターとPSPを持って行きます。 練習会の会場にはインターネットは必要ありません。 慣れれば、練習会の会場で無線ルーターやPSPを設定することも可能です。 自宅も練習会の会場もネットワーク構成は同じですから、「自宅と同じように操作」すればPSP字幕ができるはずです。 うまく行かない時は、あわてず「自宅と違うのは何か?」を冷静に考えてみましょう。 必ずうまく行くはずです。 |