2003年10月11日
第12回全国ボランティアフェスティバルいしかわ
「ヤングボランティアディスカッション」の様子

石川県産業展示館4号館で行われた「ヤングボランティアディスカッション」のメインスクリーンです。ライブ映像の右下に手話をスーパーインポーズしています。手話の後ろに字幕が流れるという非常に珍しい画面の構成です。たぶん、このような手話と字幕の合成画面は全国で初めての試みではないかと思います。
 
字幕を背景にした手話通訳者の画面は、背景をクロマキーして作るのではなくて、手話通訳者の後ろに字幕を置いてそれを直接撮影しています。この手法もなかなかのアイデアと思いました。 
 
手話通訳者と字幕スクリーンは、観客席から見ると離れています。字幕は舞台の白い壁に投影されています。当初、字幕は、180cm×180cmの専用のスクリーンに投影する予定だったそうですが、種々の事情でこのようになったとのことです。メインスクリーンの映像で字幕をはっきり出すために前景の手話通訳者の照明を落としたために手話も見難かったなどの意見があったそうです。この画面構成については、今後の工夫改良が期待されます。
 
情報保障席は、舞台の左側です。字幕の様子も舞台の様子も直接確認することができる理想的な配置です。
 
テンプレート前ロールの画面をメインウィンドの上に重ねて置いています。表示が直接確認できる時は、このようにメインウィンドを使わないことも可能です。
 
写真中央の青背景に白文字のパソコンが表示機です。手前の2台の入力機の画面が黒背景白文字と白背景黒文字と逆になっています。「見やすい画面」が人それぞれであるのが、この写真からも分かります。
  
情報保障席は、中央に空間を作って四角にテーブルを並べています。大きな会場では、このように余裕のある配置を取ることができます。入力者も充分いて余裕が感じられる入力風景に見えますが、実際は、2人の司会者のかけ合いと、発表者数人の早口のディスカッションという非常に難しい入力だったそうです。
しかし、終了後に、司会の方から「すごいお仕事だと思う。今までこういうのがあるということを知りませんでした」という感想をもらったり、事務局から「とてもよかった。これなら、どこに出してもいいですね」と、とても評判が良かったとのことです。


画像は、金沢市聴力障害者福祉協会の山村さんに提供していただきました。